子どもの肌は大人よりも薄く、外からの刺激に弱いのですが、汗腺の数は大人と変わりません。
つまり、「大人よりたくさん汗をかく」ということ
汗をかきやすくトラブルが起きやすいのは、あごの下、ひざの裏、ひじの内側など皮膚同士がこすれあう場所。
けれど、上手に皮膚ケアをすると予防・治療も簡単になります
1.清潔にする
汗やホコリ、汚れ、細菌などによって皮膚のトラブルは発生します。
大切なのはこれらの原因を洗い流すこと。
ちょっと散歩に出かけたり、室内で汗をかいていたら・・・シャワーで洗い流すのが一番
ただし、シャワーのたびに石鹸を使うと肌を乾燥させてしまうので、ぬるめのお湯で流すだけで十分。
石鹸は一日一回までにしましょう。
2.こすらず拭きとる
皮膚が濡れたままでいると、皮膚表面がふやけてしまい皮膚は傷つきやすくなります。(長い時間お風呂に浸かると指先がしわしわになるのと同じ)
汗をかいたら蒸しタオルや濡れタオルで肌をこすらないようにポンポンと拭きましょう。
入浴後もよく水気を拭き取ることが大切です。
3.こすらない
夏でも子どもの肌はとても乾燥しています。
その上冷房や紫外線など肌を乾燥させる原因はたくさん
肌のカサつきなどが気になった時は、保湿ケアをしてあげましょう。
また、かゆいからといって強くこすったりかいたりすると、皮脂膜がはがれてしまいどんどん治りにくくなります
就寝中に無意識に掻いてしまうようであればガーゼで患部を覆ってあげると良いです。
あまりにかゆがってかきこわすようなら、医師に相談しかゆみどめなどを処方してもらいましょう
一番大切なのはこすらないことです。
この3つを意識して過ごせば肌トラブルになりにくく、またこまめに子どもを観察することで早めに対処できるので軽く済みます。
お母さんが子どもの肌を日々観察することも大切ですね