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「自分が産んだんだ」という実感が持てたお産

2013/01/17

  31歳   経産婦さん

院長と初めてお会いしたのは、息子の新生児訪問でした。
第一印象は元気の良い明るい方、、、に少し圧倒されつつおっぱいのケアなどをしてもらいました。
その後母乳外来などでもお世話になった矢先、2人目の妊娠が分かりました。
正直、息子を保育園に預け始め、仕事復帰もしていたので迷っていたところ、息子の分娩状況なども知った上で院長にすすめていただいたことが励みになり、オハナハウスでの出産を決めました。

健診も主人のいる日にしてもらい、おしゃべりしながらエコーもたくさん時間をかけてもらい、いつも和やかな雰囲気の中で過ごせました。
息子を産んでからあまり間が空いておらず、どうしても前回のお産のイメージが抜けきらないキモチをいつも優しく受けとめていただいた様に思います。

第二子ということもあり、周囲からも「絶対早まるから!!」と言われ、健診も順調、子宮口も開いているし、やわらかいから~なんて状況もあり、私も予定日前に出産だろう、と決めこんでいたのに、まさかの超過・・・
お腹の子も大きくなるし、私自身小柄なので親戚、家族からは心配のメールや電話が毎日・・・
クリニックで誘発の可能性も出てくるので、私の焦りは日増しにゲンナリ・・・

それでも院長は「大丈夫!陣痛は絶対くるから。待ってて~」と明るく応えてくれました。
おかげで気持ちも前向きに。
そしてとうとう超過6日目の朝に陣痛が来てくれました(泣)

朝方からなんとなく鈍痛が続くものの、痛みもおさまらないし、時間計ると規則的。 主人にも連絡して、帰ってきてもらう。
まずは陣痛がきてくれたことが良かった~と思いつつ、ちゃんと産めるかの不安も・・
前回は貧血持ちで微弱陣痛だったために促進剤投与でとても辛かったので。
今回は貧血注意!!が出されてから、食事、注射、サプリメントなど続けてきたけど、それでも不安だった。

しばらくできない家事をすませ、息子のお弁当やおやつも用意して3人でオハナハウスへ向かうと、入院部屋がいっぱいでいつもの診察室がお産場所に。
フリースタイルなので、始めは横向き、途中四つん這い、数時間がんばるもなかなか進まず・・・

今度は入院部屋になる2階へ行くことになり、陣痛の合間に階段登り。
そのおかげか子宮口は8cmに。
でもまだまだ。

ベッドの上でがんばるもなかなか進まないので、「よし、トイレに行こう!!」と院長の提案でトイレへ。
便座に座ると骨盤が開くし、いきみやすいんですって 。(←後で聞いた)
何度か行きんでもまだ高い位置にいて下りてこず・・・
「強いのがくれば一気に進みそうなんだけど」と助産師2人の声。
でも私の少ない体力はそろそろ限界でヒザからしたがガクガク。

そんな時「お風呂で温めよう」ということになり、お風呂の支度で院長が外したすぐあと、すっごく強い陣痛が来て

 ブチッ 

と音がした。
その瞬間に水が流れる感覚と固いものがゴリゴリ通る感触。

ビックリと痛みと恐さで大絶叫してしまった。
それが娘の頭だった。

助産師さんがしっかり受け止めていて、院長を呼ぶ。
「大丈夫!!大丈夫だかたおちついてー!!」
と言われるも、急にきた痛みに耐えきれない私。
「もう一度陣痛きたら、体出すよ!!」
といわれて、2回ほどいきみ、立ち上がった瞬間に

 するん  

と産まれてきた。

産んだ直後は放心状態で、ただただ安堵。
主人も息子もちゃんと立ち会え、カンガルーケアもできた。
へその緒や胎盤も見せてもらい、娘を守ってくれていた体に感謝できた。

「自分で産んだんだ」

という実感が持てた出産でした。

あの時院長に会っていなければ、こんなお産はできなかったと思うし、オハナハウスに決めて良かった。
精神的にも体力的にも弱ーい未熟な私を、はげまし、ほめて、最後まで頑張らせてくれた助産師さんたちに感謝×2です。

今回の出産で、改めて、出産の大変さ、すばらしさ、にふれられた気がします。
主人や息子のこともいつも気遣ってくれ、本当に「お母さん」のようでした。
オハナハウスを離れるのは不安ではありますが、娘の成長や、おっぱいケアなどでまた相談にこれるかな。

ご近所さんなので、またすぐお世話になりそう(笑)

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