自然育児をしている3人の子どものお母さんは今回の4人目を自宅分娩希望で、さらに産んだ翌日から助産院へ入院希望していました。
妊娠中から甘いものは食べない、料理にお砂糖類は使わない、など『断糖』に気をつけて身体作りをしていました。
予定日6日前の朝、「夜中から15分おきの前駆陣痛が始まって・・・」と連絡が入りました。
産婦さんの自宅にお産に必要な荷物を持って伺うと、ニコニコしながらもうすぐ6歳になるお姉ちゃんのお誕生日会の準備のため台所で料理を作っていました。お腹は張っているもののまだまだお産にはならなそうなので、一旦帰宅。
午後、ご主人から「7~8分おきの陣痛になりました」と連絡が入りました。
急いで駆けつけると、なんと!!産婦さんは台所に立っているではありませんかっ!
お誕生日会のためにケーキだけは完成させようと、時折くる陣痛の波に耐えながら、ケーキを作っていたのです。無事ケーキが完成し、子ども達は楽しそうにテーブルを囲んでいます。ケーキを切っていると辛そうな声になり、診察すると、もう産まれそうです。
急いでご主人の肩につかまる姿勢で四つん這いになると10分後には元気な赤ちゃんが生まれました。
自宅出産ということでリラックスした静かなお産だったこともあるのでしょう、背中を向けていたご主人はしばらく赤ちゃんが生まれたことに気づいていませんでした
『断糖』の効果はバッチリで、赤ちゃんが産まれて胎盤が出てくるまで出血がまったくありませんでした!!(40年の初産師人生で初めての経験でした)
2017年3月26日生まれ、女の子です。