今回3人目のお子さんをご出産の方です。
何度か出産するうちにもっと主体的なお産がしたいと初めて助産院を選んで下さいました。
妊娠中はお産のことを様々な角度から学び、ヨガや整体で体を整え、ヒプノセラピーなどで心も整えていました。
予定日の次の日、陣痛は始まりました。
夜中にお腹の痛みが出始めて、朝から助産院へ入院されました。
入院された頃はまだ陣痛も弱く、お産までは少し時間がかかりそうということで、上の子供たちは公園で遊んで来てはどうかという話になりました。弟くんはノリノリで公園気分になっている一方で、お兄ちゃんは少しぐずってみたりと気乗りしない様子で、一人お母さんのそばに残ることになりました。
助産院にくる道中は「赤ちゃんに会いたい」と子供たちも興奮気味だったそうですが、考えてみれば、もうすぐ赤ちゃんが生まれてきて、兄弟が増える緊張やプレッシャーもあって、お兄ちゃんは大好きなお母さんの側を離れたくなかったのかなと思います。
公園組が戻って来た後も、お産はゆっくりペースで明らかな進行はみられませんでした。
そこで、お父さんと子供たちは別室でおやつを食べたりして、少しの間過ごしていただきました。
その間、お母さんは身体を温め、リラックスしようと入浴をすることにしました。
一人でゆっくりとゆったりとお風呂に浸かり、お母さんの気持ちもようやく落ち着きお産に集中できたためか、お風呂に入ってから陣痛は急激に強まりました。
入浴してから10分も経たずに破水し、慌てて部屋まで戻ってお産の準備を整えました。
お母さんはお父さんの背中を借りながら四つん這い姿勢になり、お兄ちゃんと弟くんはうちわを持ち、頑張って!と応援してくれています。
そんななか、するりと元気な赤ちゃんが生まれてきてくれました。
お父さんの「リラックスだよ!イメージイメージ!」という声掛けがすごく良かったと、産後お母さんがおっしゃっていました。
家族一致団結のお産ができて、とても楽しかったと喜んで下さり、本当に嬉しいです。
ちなみにお兄ちゃんがつけてくれた胎児ネームはそのまま赤ちゃんの名前となるそうです!素敵ですね!
ご出産おめでとうございます!
2021年6月27日生まれ、女の子です。