今回初めてのご出産の方で、助産院を選んで下さいました。
産休までしっかり働き、産休に入りました。
赤ちゃんが生まれる前までに車の免許をとるために教習所にも通いました。
予定日が近くなると、助産院に近いご主人の実家に帰省し、毎日散歩をして陣痛が来るのを待っていました。
予定日から1週間ほど早い週末の夕方に陣痛は始まりました。
初産婦さんらしく、はじめはじわじわくる陣痛で来院してもまだ弱かったため、一度陣痛を促すためにドライブを兼ねて夕食を食べに帰宅していただきました。しばらくして、夕食はほとんど食べられなかった・・・と言って助産院へ戻って来られ、入院となりました。
初産婦さんなので進みはゆっくりペースかな?と思いきや、入院されてから順調に陣痛は強まっていきました。
いきみたい感じがグングン強まっていく中、パッと破水し、出口のすぐ近くまで赤ちゃんの頭が下がってきました。
その後産婦さんのいきみに合わせて赤ちゃんはどんどん降りてきて、元気な赤ちゃんが生まれました。
「血とか、そういうのは苦手です」とおっしゃるご主人も、産婦さんに背中を貸し、共にお産に臨んでおられました。妊娠前は仕事にも忙しく、なかなかご自身の食生活などへの気配りが難しかったということですが、妊娠されてからは食事改善などの努力をされていたことが、こういうスムーズなお産の進みに表れているのだと思います。
ご主人にたくさん赤ちゃんのお世話をしてもらいたい!というお母さんのご希望で、早速赤ちゃんを抱っこするお父さん。慣れない我が子を抱いている姿がとても温かく、お母さんも笑顔で見つめていらっしゃいました。
おめでとうございます!
2021年6月5日生まれ、男の子です。